App Store Connect 用の画像を PowerPoint で作成する

App Store Connect でアプリをリリースするために、アプリのスクリーンショットを登録しなければいけません。
Keynote や PowerPoint でスクリーンショットを作って、サイズを変えればOKです。

サイズ一覧

スクリーンショットをアップロードできるサイズは決まっています。サイズを間違えてアップロードするとエラーになるので、Apple の公式サイトを参考に、正しいサイズでエクスポートしましょう。

6.5 インチディスプレイ1242 x 2688 ピクセル
(縦向き)
5.5 インチディスプレイ1242 x 2208 ピクセル
(縦向き)

2023年6月時点では、6.5インチと 5.5インチが必須です。 PowerPoint や Keynote でスクリーンショットを作っているならば、あなたはきっと個人開発者でしょう。

ただでさえ面倒なスクショ作業を全部のサイズで作るのはさすがに面倒なので、6.5インチと5.5インチで、日本語版と英語版を作るくらいが限界だと思います。

ちなみにアイコンは1242px × 1242pxで作っています。エラーの画面はこんな感じです。

PowerPoint のサイズの変更方法

メニューの「デザイン」→「スライドのサイズ」を選択します。

「ページ設定」で「幅」に 1284px と打ち込み Enter、「高さ」に 2778px と打ち込み Enter で、 45.3cm × 98cm のサイズに勝手に変換してくれます。

6.5インチ版の場合、以下のようなサイズ設定になります。

5.5インチ版の場合は以下です。

エクスポートしたときに微妙にサイズがずれる場合は、直接 cm で打ち込んでしまったほうがいいです。

  • 6.5インチ→ 幅 43.82 cm 高さ 94.83 cm
  • 5.5インチ→ 幅 43.82 cm 高さ 77.89 cm

ファイル > エクスポート > ファイル形式: JPEG で、エクスポートするときにサイズがずれているとうまくアップロードできないので、幅と高さに注目してエクスポートしてください。

Keynote のサイズの変更方法

右上の「書類」をクリックします。

次に「書類」の「スライドのサイズ」をクリックして、「カスタムのスライドサイズ」を選びます

スクリーンショットの背景を設定する

スクリーンショットの背景がデフォルトだと野暮ったく見えてしまいます。

Gradient Background Images などで検索して、フリーで使えるグラデーションのファイルを背景に設定するとおしゃれに見えると思います。

検索すると rawpixel なども見つかりました。

面倒な場合は、「背景の書式設定」で「塗りつぶし(グラデーション)」でも背景を変更しても良いと思います。

iOS のシミュレーターのスクリーンショットに端末と同じようにノッチを付ける方法

MockView.app を使います。

https://apps.apple.com/jp/app/mockview/id1592728145

Adobe XD や Figma でもできるようなのですが、自分はやり方を知りません。

スクリーンショット作成用のファイルはGit管理する

docs ディレクトリ以下に作成した PowerPoint などを格納しておきます。アプリを修正したときに再利用するためです。

shell
mkdir -p docs/{icon-splash,screenshot}
mkdir -p docs/screenshot/{en,ja}

PowerPoint の作成イメージはこんな感じです。PowerPointで作成して、 ファイル → エクスポート で出力形式を JPG にして保存します。